「初めまして」

 

タオルを腰に巻いた僕ちゃんさまが、少し緊張した顔で、それでもうれしそうに笑っていた。

 

「ブログを見て、呼びました」

 

「ブログ、見てくれたんだ。

とってもうれしいわ。ありがとね〜💖

 

そう言いながら、私はゆっくり距離を縮める。

 

近づくほどに、僕ちゃんさまの視線は正直になっていった。

 

「わあ……大きな完熟メロン🍈

 

思わずこぼれたその言葉に、私はくすっと笑う。

 

「やっぱり、そこに目がいくのね」

 

「だって……想像していたより、ずっとすごいです」

 

「写真じゃ、柔らかさまでは伝わらないものね」

 

耳元にそっと落とした声に、僕ちゃんさまの呼吸が少しだけ深くなる。

 

触れるか、触れないか。

 

そのわずかな距離に、緊張と期待が混ざっていく。

 

「なんだか……落ち着きます」

 

「今日はたくさん甘えて。

毎日の疲れも、ゆっくりほどいていこうね💖

 

近づく体温。

 

重なる吐息。

 

さっきまでの照れた笑顔は、いつの間にか余裕のない表情へと変わっていた。

 

「もう……だめかも」

 

「無理に我慢しなくていいのよ。

たまっていたものも、疲れも、全部そのまま預けてね」

 

やがて僕ちゃんさまは、全身の力を抜くように、深く息を吐いた。

 

「はぁ……すごかった」

 

「ふふっ。

よく頑張りました💋

 

まだ熱の残る身体に、今度は温かなオイルをゆっくりなじませていく。

 

手のひらを滑らせるたび、張っていた肩も、背中も、少しずつ柔らかくなっていく。

 

「気持ちいい……眠くなってきました」

 

「そのまま目を閉じていてね。

最後まで、りょうネエ〜さんに任せて💖

 

甘い余韻の中で、僕ちゃんさまの呼吸が静かに整っていく。

 

ブログを見つけて、会いに来てくれてありがとう。

 

初めましてなのに、こんなにも近くて、こんなにもやわらかな時間になりました。

 

また、完熟メロン🍈のぬくもりを思い出した頃に。