💝春土用は5月4日まで
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土用の前に五行の説明
五行とは、この世の万物を「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)」の五つの要素で捉える東洋の自然哲学です。古代中国で生まれたこの思想は、日本にも古くから伝わり、暦や風水、さらには日常の年中行事に至るまで、私たちの文化に根付いています。
この五行は四季にそれぞれ対応しています。
春 → 木(もく) 夏 → 火(か) 秋 → 金(こん) 冬 → 水(すい)
土用の期間についてご紹介します。 うなぎを食べる夏場の土用の丑の日ばかりが有名ですが、実は土用は年に4回、春夏秋冬それぞれの季節の変わり目毎に巡ってきます。その土用の期間で十二支の丑の日のことを土用の丑の日と呼んでいるんです。
では、実際にいつになるのかと言いますと、各季節の立春・立夏・立秋・立冬の前日までの約18日間のことを土用と呼びます。1年間で言えば、約72日間は土用の日なんです。
土用と呼ばれるのは、五行思想が由来
なぜ土用と土の字が当てられているのかというと、五行思想が由来です。五行において春=木気 夏=火気 秋=金気 冬=水気と四季に割り当てられていて、土気は季節の変わり目に割り当てられています。このことから、土用と呼ばれるようになりました。四季に割り当てられなくて、まるで土気があまりもののように感じるかもしれませんね。ですが、それは大きな間違いです。土気というのは、五行思想的には土にまかれた種が発芽して育つことから『大きな変化を促し、保護する働きがある』とされます。だからこそ、四季それぞれの気へとエネルギーが移り変わる際、間に緩衝として土気が入り、大きな摩擦等が起こらないようになっていると考えられています。現実でも季節の移り変わりは暑くなったり寒くなったりを何度か繰り返して移り変わっていきますよね。
土用の日にしてはいけないこと
実は土の力が強い土用は、逆に土を動かす作業(引っ越し、地鎮祭、造園関係、柱立て、基礎工事、上棟、壁塗り、井戸掘り)をしてはいけない期間なんです。「土の力が強い期間だからこそ、土関係のことをするべきなのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、先ほど土気を『大きな変化を促し、保護する働きがある』と言いましたように、土の力とはどっしりと変化がない時にこそもっとも発揮されるものです。だからこそ、変化を起こす土を動かすことをしてはいけないとされています。
また、土用の期間中には土の中に「土公神(どくしん・どこうしん)」と呼ばれる神様がいらっしゃるので、動かすと怒りに触れて災いが降りかかるともいわれています。
「花咲かじいさん」の昔話をご存知でしょう。「ここ掘れワンワン」と、土を掘れとおじいさんに勧める「ポチ」は白い犬。そして大判小判(金)が出てきます。実はこの話は、子供向けの話を装って、陰陽五行の思想を隠れテーマにした物語になっているのです。
また、土用はデトックス、体にたまったものを出しす時期にも向いているといわれています。冬の間から身体にたまったものを、この時期に出してしまうことで、厄を浄化し、春土用からの1年間を過ごすことが出来るとされています。
寺社ガール、御朱印女子 三橋