💝7月盆
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7月盆と8月盆がある理由は、日本の暦の変化にあります。明治時代、政府は国際基準に合わせて、太陰太陽暦から太陽暦へと変更しました。いわゆる旧暦から新暦への変更です。
お盆は古来より旧暦(太陰太陽暦)の七月十五ごろに行われていたのですが、新暦つまり現在の七月十五ごろは、農村部では農繁期の忙しい時期に被っていました。そのため、新暦ではひと月遅らせ八月十五日ごろに行う地域が多くなったそうです。現在のごろの盆は新暦に基づいてるので「新盆」、それに対して一ヶ月遅れの八月十五日ごろの盆は「旧盆」と呼ばれることもありますが、実は「旧盆」ではなく「月遅れの盆」「八月盆」というのが正式な呼び方になります。※新盆とは故人が亡くなって初めてのお盆(初盆)を指し、新暦のお盆は新のお盆と呼ぶという考えもあります。なお、「旧盆」とは、正式には旧暦の七月十五日に行われていたお盆のことを指します。
旧暦の七月十五日は、新暦にあてはめると八月上旬から九月上旬の間にあたり、「旧盆」は毎年日付が変わります。毎年変わるのは不便なため、ひと月遅れの八月十五日ごろの「月遅れの盆」「八月盆」を、お盆とする地域が多くなったそうです(八月のお盆を称して「旧盆」と呼ぶこともあります)。
お盆は、仏教行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」からきており、起源や由来は諸説あるそうです。由来の一つは、サンスクリット語の「ウランバナ(逆さ吊り)」。逆さ吊りがどう関係しているのでしょうか?お釈迦様の弟子の一人が、亡くなった母親が地獄で飢えに苦しみ逆さ吊りにされたような苦しみを味わっていることを知りました。生前、自分たちだけの幸福を祈り他者に施しをしなかった報いだったそうです。お釈迦様に相談すると「夏の修行が終わる七月十五日に、供物を捧げて飢えた心を満たしてあげれば母を救える」とのこと。その通りにしたところ、無事に極楽浄土に行くことができ、これにより「精霊を供養する」という行事が旧暦の七月十五日に定着したそうです。その教えと、日本のお盆には祖霊がかえってくるという信仰が結びつき、現在の「お盆」行事になったとも言われています。なぜお盆に先祖供養をするのか?お盆は、亡くなった先祖の霊がこの世に帰ってくる時期とされ、家族が集まり供養を行う大切な機会です。仏教の教えに基づき、先祖への感謝を伝えるとともに、家族の繁栄や無病息災を願う意味もあります。また、お盆の供養を通じて、故人を偲び、命のつながりを再確認する大切な時間とされています。
寺社ガール、御朱印女子 みつはし