現な状態でみた夢は、
対岸へ渡ることになんの疑問もなく、ただ全てから解放されるんだ…。この世に未練もないし…。最期ってこんなにも、
穏やかな気持ちになれるんだ…。
グイッと背中を引っ張られる。
対岸にいたはずの、ウチのじーさまとばーさまが
わたしの背中を引っ張っていた。
対岸にいたはずのじーさまとばーさまは?
夢か…。
夢にしては、引っ張られる感覚がリアルだったな。
アタマまでおかしくなったのだろう。
なんだか、気持ち悪い。
胃の中は、空っぽである。
トイレでえづく。
わたしは、灰色のなにかを吐いた。
ナニコレ。
反射的に流してしまった。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン。
ヒィー一一。
画面いっぱいのオカマ逹。
『ホント、この子はもう。』
とりあえず、水と塩。
『あら、霧島あるじゃない』
『こっちには、知多よ』
『今、飲んでる場合じゃないわよ』
オカマ逹が、わちゃわちゃしている。
ボスママに、灰色のヤツ吐いたと言った。
この時のわたしの顔色は、血の気がなかったらしい。
続く。