朝の光に包まれても、
心はまだ昨夜の続きを見ている。

貪るように求めたのは、
束の間の熱ではなく――

触れれば消えてしまいそうな、
あなたの温もりだった。

過ぎ去ったはずの時間なのに、
記憶だけは鮮やかなまま色褪せない。

満たされたはずなのに、
心はまだその先を求めてしまう。

窓から差し込む朝の光に目を細めながら、
ふとあなたを思い出す。