胸の奥に隠している弱いところを、
そっと見透かされている気がする。

誰にも気づかれないように、
ずっとしまい込んできたはずなのに。

何気ない言葉ひとつで、
優しい眼差しひとつで、

固く閉ざしていた心が
少しずつほどけていく。

気づかないふりをしても、
誤魔化そうとしても、

あなたの前ではどうしてもうまく隠せない。

だからだろうか。

朝の静けさの中でふと思い出し、
胸の奥に眠っていた想いが、
また静かに疼きはじめる。