砂時計

さらさらと落ちていく砂のように、
2人の時間は静かに深くなっていく。

残された時間を惜しむほど、
胸の奥に灯る熱は濃くなり、

ひと粒、またひと粒と、
理性の隙間へ落ちていく。

やがて砂が尽きる頃には、
もう時間の流れさえ忘れて――

ただ、あなたの余韻だけが、
静かに胸の奥へ積もっていた。