時計の針さえ忘れてしまうほど、
ふたりの時間は
ゆっくりと深くなっていく。

言葉を交わすたび、
視線を重ねるたび、
心の距離まで少しずつ近づいて。

一瞬一瞬が惜しいほどに、
甘く、深く、満たされていく。

まるで時間そのものが溶けて、
ふたりだけの世界に
静かに沈んでいくような――

そんな、濃密なひととき。