指先が触れるたび、
静かに灯っていくものがある。

肌の奥へ忍び込むように、
ゆっくりと広がっていくその感覚。

冷静を装うほど、
隠していた想いまで熱を帯びて、
もう戻れないところまで
少しずつ連れていかれる。

気づけば、
身体より先に心が火照っていた。