息を重ねるたび、
世界は淡く霞み、
意識は光の向こうへと静かに溶けていく。

時さえ緩やかに流れ、
耳に届くのは、重なる吐息だけ。

胸に灯った熱は静かに満ち、
言葉では届かない想いまで
映し出していく。

そして残されたのは、
甘く澄んだ静寂と、
胸の奥で優しく響き続ける鼓動だった。