纏っていたものを、
ひとつ、またひとつと手放すたび、

心まで軽くなっていく気がした。

飾ることを忘れた素肌は、
やわらかな光をまとい、
ありのままの美しさを静かに宿している。

隠すことでも、
見せることでもなく、

ただ、
その瞬間にしかない温度を
そっと抱きしめるように。

無音の世界では、
淡い光がその姿をやさしく包み込み、
言葉にならない想いだけが、
ゆるやかに時を満たしていく。

言葉の届かない場所で、
素肌はひとつの詩となり、

胸の奥に秘めた想いは、
誰にも知られることなく、
ひそやかに息づいていた。