言葉にできない感情が、
静かに心を満たしていく。

胸の奥で眠っていた熱は、
音もなく息を吹き返し、
ひとつ、またひとつと
鼓動を深く刻みはじめる。

交わす沈黙さえ、
いつしか甘やかな囁きへと姿を変え、

あなたが近づく気配だけで、
世界はゆっくりと色を失っていく。

その中で、
あなただけが鮮やかに浮かび上がり、

触れてもいないのに、
心はもう、あなたの温もりを覚えていた。