肌をなぞるような眼差しは、

まだ触れてもいないはずなのに、
その熱だけが静かに伝わり、
胸の奥で眠っていた想いは、
やがて静かに熱を発しはじめる。

言葉を交わすたび、
鼓動は穏やかに重なり合い、

見つめ合う沈黙さえ、
甘い囁きへと姿を変えていく。

視線が重なるその瞬間、
世界はそっと色を失い、

鮮やかに映るのは、
あなただけ。

その眼差しに包まれるたび、
心は静かにほどけ、
言葉では届かない想いだけが、
そっと胸を満たしていく。