SUPスクールに行ってきた。

参加者の中で、初心者は私ひとり。
最初はパドルを漕いでも、
なかなか思う方向へ進めず、
まっすぐ進むことさえ難しかった。

それでも、少しずつ
ボードの揺れや水の流れに慣れてくると、
だんだん余裕が出てきた。

川面を覗くと、大岡川はまるで水族館。
たくさんの魚が泳いでいて、
黒鯛やスズキまでいるそうだ。

ランドマークタワー、
インターコンチネンタルホテル、観覧車……。
朝のウォーキングで
見慣れているはずの景色なのに、
川の上から見上げると、
まったく別の表情を見せる。

水面の向こうに広がる横浜の街は、
まるで一枚の絵画のように美しかった。

折り返し地点では、ボードの上で小休止。
仰向けに寝そべり、
両手両足を川の水につけてみた。
気持ちいい。
心地いい。

水に揺られながら空を見上げていると、
このままずっと、
ここでゆらゆらと漂っていたくなった。

そして復路へ。
かなり慣れてきたことで、
少し調子に乗り過ぎたのかもしれない。
突然バランスを崩し、
ボードの上で尻餅をついた。
慌てて立ち上がろうとして、
さらにもう一度バランスを崩す。

今度こそ、本当に川へ落ちたと思った。
けれど、腹筋で何とか踏ん張り、
ぎりぎりのところで持ちこたえた。
危なかったけれど、
それさえも今となっては、
初SUPの楽しい思い出である。

気持ちのよい風を受け、
川の流れに乗りながら、
滑るように進んだ約4キロの水の路。
そのひとときは、
私の心まで爽やかに、
瑞々しく洗い流してくれた。
また時間をつくって、あの水の路へ帰りたい。