それにしても、美味しいおそばだった。

温泉卵は崩さないようにそっと味わい、
納豆は混ぜずにそのままいただく。
残ったかつお節や刻み海苔、ねぎ、
オクラとともに楽しむ冷たいおそば。

本来の香り、太めの麺のコシ、
喉越しの良さを、
じっくりと味わうことができた。
だしは飲まず、具だけを丁寧にすくい、
最後は澄んだつゆだけが器に残った。

空っぽだったお腹は一気に満たされ、
重たいお腹を抱えながら大岡川へ向かう。

暑さも重なり歩みはゆっくり。
でも、朝のこの時間がもったいなくて、
休むことなく前へ進んだ。

今日は少し寄り道をして、
飲食店がずらりと並ぶ建物の前を歩いてみた。
一階だけで31店舗。
朝の静けさの中に、 
夜の賑わいを想像するのも楽しかった。

大岡川の水面は今日も穏やかに揺れ、
街や人を優しく映している。 
その揺らめきを眺めていると、
自分の心までも
映し出されているような気がする。

日ノ出町では、
春に魅た幻想的な桜と屋台の 
賑わいを思い出した。
季節は変わっても、
その景色は今も心の中で咲き続けている。

ゴールではストレッチをして大きく深呼吸。
空を見上げると、 
ドン・キホーテの広告塔が
今日はさらに、
「光の伝道」書いてあるように見えた。

今日の成果は12,760歩。
この道は、
もう私の朝の定番コースになったようだ。
汗を流し、熱いお風呂で体を温め、
最後はキンと冷えた部屋へ。 

その瞬間から始まるのは、
誰にも邪魔されない、
私だけの朝のオアシス時間。

そんな何気ないひとときが、
今日も一日を頑張る力をそっと与えてくれる。