太陽が、ようやく今日を連れてきた。
大さん橋の先で、
すべての姿を現した丸い太陽を魅つめながら、
長く続いていた昨日が、
やっと終わったのだと思った。
光を全身に浴びると、
胸の奥が大きく揺れた。
心が弾み、躍動していく。
これを感動というのだろう。
けれど、太陽を魅つめすぎたせいか、
体はすっかり火照ってしまった。
海からの風でも追いつかないほど暑い。
そこで今日は、いつもの山下公園ではなく、
雨の日に使う地下鉄の駅で
写メ日記を書くことにした。
早朝の駅は人もまばらだ。
壁際に座ってスマホを触る私を、
通り過ぎる人がちらりと見る。
少し変わった人に見えるのだろうと思うと、
おかしくなった。
写メ日記をアップしたあとは、
中華街をジグザグと歩き、
媽祖廟と関帝廟へ。
今日も家族が無事に、
幸せに過ごせますようにと手を合わせた。
短いけれど、
家族を思う心でいっぱいになる大切な時間だ。
そして、もう一つの楽しみ、朝そばへ向かう。
今日は初めての冷やし納豆そば。
生卵を温泉卵に替え、
ネギは多めにしてもらおうとお願いしたけど、
今日は、ネギ多めはできないと言われた。
ネギが不足かなあ?
久しぶりの納豆が、
そばの上で妙にまぶしく見える。
冷たいそばを食べると、
火照っていた体が少しずつ静まっていった。
お腹はいっぱいになったけれど、
納豆まで食べられたことが、
なんだかうれしい。
満たされたお腹と、
少し軽くなった心を抱えながら、
ゆっくり大岡川へと向かう。
急がなくてもいい。
朝の光も、
祈りも、
冷たいそばの余韻も、
きちんと心に収まった。
耳元の「ケ・セラ・セラ」に
背中を押されながら、
私は次へ向かうための余白を残し、
静かに歩き出した。
朝の一言〜朝陽のあとの、冷たい一杯✨〜
勃つねで応援-
-
共有で応援