昨日、眠りについたのは1:32。
正確には、1:25頃には電気を消して、
ベッドに横になっていたと思う。
20:00から22:00まで、
二時間ほど睡眠貯金をしていたからだろうか。
少し目が冴えていた。
それに、やることもいろいろあった。
新横浜まで出かけ、
お店へ戻ってきたのが、
確か23:43。
帰ってくるのは
午前0時を回るかもしれないと思っていたのに、夜の道は思いのほか空いていた。
「え、もう着いたんですか?」
思わずドライバーさんに、
そんな言葉が漏れたくらいだった。
これなら、
今日の日記を
全部書き終えられるかもしれない。
そう思って、非常階段へ向かった。
夜の風に当たりながら、
音声入力で一気に書いてしまおう。
よーし。
そう思ったところへ、
別の方がやってきた。
……これは無理だ。
さすがに人のいるところで、
声に出しながら日記を書くわけにはいかない。
仕方なく諦めて、
新横浜でお逢いした
あなたと過ごした時間だけを書き終えた。
そして、昨日という一日の最後の日記。
実はこれは、先にほとんど書き上げていた。
けれど、新横浜へ向かう途中で、
私にとってとてもいい「心の休憩」があった。
そのことを、
どうしても少しだけ書き足したくなった。
あれこれしているうちに、
「もう、お部屋でやったほうが早い」
そう思って、部屋へ戻った。
ところが。
メイクを落とし、
洗濯物を片付け、
その日持ち歩いていた荷物を整理する。
いつもの夜の、いつものことをしていたら、
時計はすでに午前0時に近づいていた。
さあ、あとは日記を仕上げて寝よう。
……となるはずだった。
ところが、あろうことか。
午前0時から、
一人ファッションショーが始まった。
なんで今?自分でもそう思う。
スカートを出して、ブラウスを合わせる。
いや、こっちのほうがいいかな。
でも、このスカートなら、
あっちのブラウスのほうが
似合うかもしれない。
そういえば、別のスカートもあった。
出してみよう。
合わせてみよう。
着てみよう。
……止まらない。
気づけば、今日から22日まで仕事をして、
23日の朝に帰るまでの、
五日分のコーディネートを考えていた。
私は、やり出すと夢中になるタイプらしい。
いや。
「らしい」ではない。
間違いなく、そうなのだ。
それにしても、
どうしてこんな真夜中に突然、
ファッションショーなんて始めたのだろう。
考えてみたら、理由はとても単純だった。
今日、ご予約をいただいているあなたに
逢うから。
せっかく逢えるのだから、
なるべくおしゃれをして逢いたかった。
前にお逢いしたときと、
同じ服だったら嫌だな。
今日はどんな私で逢おうかな。
そんなことを考えていたら、
一着が二着になり、
二着が三着になり、
とうとう五日分になってしまった。
やっと時計が気になって、
「さすがに寝よう」と思った。
1:25頃、電気を消してベッドへ入る。
けれど、まだ一日は終わらなかった。
横になったまま、
昨日最後の日記を仕上げた。
ほんの少し手を入れるだけだったから、
すぐに完成した。
それなのに私は、
その文章を何度も、何度も、
何度も読み返していた。
真っ直ぐでなくてもいい。
立ち止まってもいい。
遠回りしたっていい。
そして最後には、
心が決めたその先へ、また進めばいい。
昨日という一日を歩いた
私自身から生まれた言葉。
なぜだろう。
昨夜は、その言葉が妙に心に響いた。
服を選ぶことも。
文章を書くことも。
何度も読み返すことも。
考えてみれば全部、
明日の自分を迎えにいくための
時間だったのかもしれない。
だから、午前0時から始まった
ファッションショーも、悪くない。
睡眠時間は、少し短くなってしまったけれど。
今日逢うあなたに、
昨日とはまた少し違う私で逢えるのだから。
午前0時からのファッションショー✨
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