ただいま、私のオアシスタイム。
今日は午前中に予定がある。
9時40分までには部屋を出る。
そんな未来の地図を描いていた。
雨の海に心を奪われ、
少し時間を使いすぎたかなと思ったけれど、
戻ってからは驚くほど順調だった。
ところが最後に、やってしまった。
お風呂から出ようと
濡れた足をバスマットに乗せた瞬間、
つるっ。
慌てて踏ん張り、
右足首を段差に強く押しつけた。
見事に跡が二つ。
昨日のお尻のやけどに続いて、
連日のドジである。
でも、大きな怪我にならなくてよかった。
足首の跡を眺めながら、
今日は慌てない、
横着しない、
ひとつずつ支度しようと思った。
さらさらになった肌が気持ちよくて、
しばらくそのままテレビを眺めながら、
今朝の雨を思い返した。
雨粒。
水たまり。
波紋。
そして海。
そういえば、私はいつから
「水のように生きたい」
と思うようになったのだろう。
昔の私は、
どちらかといえば赤い布を見つけたら
一直線に突進するような生き方だった。
そんな頃、
仕事で長くお付き合いしていた方がいた。
強いプレッシャーの中にいるはずなのに、
いつも淡々としている。
不思議に思って、
その人をよく知る方に尋ねたことがある。
「あの人は、うなぎなんだよ」思わず笑った。
どんな圧力がかかっても、
つかみどころなく、
するり、
するりと抜けていくのだという。
なるほど。
それなら私もうなぎのように生きよう。
そう思った。
でも、うなぎは食べるのは大好きだけれど、
自分がうなぎになる姿は、
どうもしっくりこない。
そんなある日、
本の中で、
水の流れに身を任せるように生きる
という言葉に出逢った。
水は時には曲がり、
時にはまっすぐ進む。
それでも流れることをやめない。
上流から中流へ、そして大海へ。
流れていくうちに、
ごつごつした石の角さえ取れ、
丸く、
なめらかになっていく。
そのとき思った。
そうだ。
うなぎじゃない。
私は、水のように生きたい。
今日、雨の横浜を歩きながら、
忘れかけていたその言葉が、
すっと心の底から浮かび上がってきていた。
水のように。
流れながら、
少しずつ角をほどきながら。
私は今日も、私になっていく。
水のように生きる✨ I うなぎから、水へ
勃つねで応援-
-
共有で応援