昨夜の一日の振り返りを
アップするのを忘れてたみたい。
今気づいた…
タイミングを逸したけど、アップするわ!
風さんと別れて待機所へ戻り、
少し片付けをしてから、
ゴロンと横になった。
23時20分にアラームをセットした。
その時間にしたのは、
目が覚めてから日記をまとめ、
帰る支度をするための
30分を残しておきたかったから。
もちろん、
それまでに最後のドアが開けば、
また状況は変わる。
そうなれば、
描いていた未来の地図を書き換えればいい。
そのための時間がまた必要になるけれど、
それはむしろ嬉しい書き換えだ。
「最後のドアが開きますように……」
そんな小さな願いを残して目を閉じた。
アラームの音で目が覚めた。
いつの間にか、ぐっすり眠っていたらしい。
感覚としては、40分くらい眠っただろうか。
時計は23時20分。
静かな待機所を見渡して、
ようやく気づいた。
結局、最後のドアは開かなかったみたい。
長い一日が終わろうとしている。
今朝の私は、
心のサンクチュアリーから小さな炎をもらい、
それを胸の中に灯して歩き始めた。
いつの間にか降り始めていた雨。
傘を開くこともできたのに、
今日はなぜか、
その雨に少し濡れてみたかった。
雨を避けるのではなく、雨の中へ。
決められた道をただ歩くのではなく、
そのときの自分の心が選んだ方へ。
もしかすると今日の私は、
朝からずっとそんなふうに
歩いていたのかもしれない。
未来の地図を描いても、
その通りになるとは限らない。
予定は動く。
人との時間によって景色は変わり、
自分の心だって変わっていく。
けれど、地図が変わることは、
道に迷うことではなかった。
変わったなら、また描けばいい。
今日の私は、
それをずいぶん
自然に受け入れられるようになっていた。
そして夜。雨に濡れた大通り公園を歩き、
その先で開いたドアの向こうには、
初めて逢う人との時間が待っていた。
初めてなのに、
言葉を交わし、
心を重ねていくうちに、
そこには少しずつ温かな色が生まれていった。
別れたあとまで残っていたのは、
出来事そのものよりも、
人と人との間に生まれた柔らかな余韻だった。
外へ出れば、雨。
そして風さん。
冷たい夜の中で、
不思議なくらい温かく感じた
風に包まれながら、
私はまた自分の場所へ戻ってきた。
振り返れば今日一日、
私の心にはいくつもの色が重なっている。
朝にもらった小さな炎。
雨に洗われた街の色。
誰かと交わした言葉の温度。
ひとりになったときに残った甘い余韻。
そして、まだ開くかもしれない最後のドアを、
少しだけ期待して待っていた心。
どれかひとつが今日だったのではない。
そのすべてを受け取りながら、
そのたびに自分の心で意味を魅つけ、
自分の未来の地図を描き直してきたこと。
それこそが、
今日という一日だったのだと思う。
そして最後のドアは、開かなかった。
けれど、不思議と寂しくはない。
開かなかった場所には、
何もなかったのではなく、余白が残ったのだ。
朝、心に灯した小さな炎は、
一日を歩き終えた今も消えていない。
雨に濡れても、
予定が変わっても、
誰かと逢っても、
ひとりに戻っても。
私はその炎を、
自分の中に持ったままここまで歩いてきた。
ようやく私の今日一日の物語も
最終章となった。
最後のページ、どんな言葉で締めくくろうか。
そうだ。
今日は未来の地図を完成させなくてもいい。
まだ描かれていない場所を少し残したまま、
胸の小さな炎だけは消さずに眠ろう。
きっとその余白には、
明日の私が新しい色を置いてくれるから。
炎を灯して、余白へ帰る夜✨
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