水平線の向こうにあると思っていた未来の国。
けれどそれは、どこか遠くにあるのではなく、
私の心の余白の中に静かに広がっていた。
そこは、私が主人公として歩く国。
風景を迎え入れ、
思いを抱き、
言葉を育てていく、
私だけの小さな国。
そして、その国には、
いつも一緒に歩いてくれる仲間たちがいる。
森村の朝は、ひとりで始まる。
雨の音を聴き、
空を魅上げ、
木々の色を拾い、
風に心をさらわれながら歩いていく。
けれど、
気がつけばそこにはいつも誰かがいる。
姿は魅えないのに、確かにそばにいる存在。
言葉を持たないのに、何かを伝えてくれる木。
そして、森村が少し真面目になりすぎたとき、
どこからともなく飛び出してくる
元気いっぱいの分身。
今日はそんな、
森村ワールドの仲間たちをご紹介。
森村、この世界の主人公。
風景をただ魅るだけでは、
どうやら満足できない人。
雨を魅れば、その雨を喜ぶ木々の心を想い、
古い道を歩けば、
その時代を生きた人の心へ飛んでいく。
水面を魅れば、
自分でもまだ気づいていない心まで
映っているような気がしてくる。
とにかく、よく飛ぶ。
時代へ。
記憶へ。
海の彼方へ。
ときどき群青の世界へ。
そして最近、ようやくひとつ気づいた。
どれだけ遠くへ飛んでも、
最後に戻ってくる場所は、自分の心。
その心の主人公もまた、自分なのだと。
森村のひとこと
「今日も、
風景の向こうにある心まで魅てみたい」
モリリン、森村探検隊・実況中継担当。
森村が深く考え込んでいるとき、
なぜか急に現れる。
森村営業開始。
森村探検隊。
朝のオアシス時間。
ちょっとお茶目にしたい場面では、
だいたい出動要請がかかる。
最大の特徴は、
森村本人よりも
森村の行動を面白がっていること。
道を間違えれば、「寄り道成功!」
時間が足りなければ、
「あと2時間!手だけ飛ばして〜!」
森村がパソコンに一心不乱で向かっていれば、「今日は私が代わりに実況しまーす!」
かなり自由。
でも、森村ワールドには欠かせない。
モリリンのひとこと
「面白そうなこと、落ちてないかな〜!」
風さん、心のナビゲーター。
姿は見えない。けれど、いる。
突然ひゅっと吹いてきて、
森村の心を遠い時代まで
さらっていったかと思えば、
飛びすぎたときには
ちゃんと押し戻してくれる。
森村が、「また心が飛びそう」と言えば、
「今日はもう十分飛んだよ」と、
たぶん一番冷静。
それでも本当に飛びたいときは、止めない。
そっと背中を押し、
戻る時間になったら迎えに来る。
森村の心にとって、
いちばん自由で、
いちばん頼れる存在なのかもしれない。
風さんのひとこと
「飛んでもいいよ。
でも帰る道は忘れないでね」
モチおじさん、どっしり担当。
雨の日も、風の日も、
いつもの場所に、すくっと立っている。
深い緑。
太い幹。
そこにいるだけで感じる生命力。
森村が毎朝あれこれ心を飛ばしていても、
モチおじさんはきっと、
「そうか、そうか」くらいの顔で立っている。
雨の日にはむしろ元気。
葉をつやつやに濡らしながら、
今日もしっかり地面に根を張っている。
森村ワールドの中では、
かなり重要な現実係。
モチおじさんのひとこと
「まあ、そんなに急がんでもええんちゃうか」
なぞちゃん若草担当。
そして、本当の名前を取り戻した木。
モチおじさんの隣にいる、少し繊細な存在。
元気そうな日もあれば、
「あれ、今日はどうしたのかな」
と心配になる日もある。
だから森村は毎朝、つい魅てしまう。
けれど、なぞちゃんには
少し特別な思い出がある。
最初は、その木が何の木なのか、
森村にもわからなかった。
だから、なぞちゃん。
でも、そのまま「謎の木」に
しておくことができなくて、
森村はとうとう土木事務所へ問い合わせた。
そしてわかった、本当の名前。
ハナノキ。
それまで愛称で呼んでいた一本の木に、
もう一度きちんと本当の名前を
与えてあげられたような気がした。
それでも愛称は、なぞちゃんのまま。
名前がわかったからといって
毎朝魅てきた親しさまで変わるわけではない。
むしろ、
「あなた、本当はハナノキだったのね」
そう知った日から、
少しだけ距離が近くなった。
最近は、少しずつ
元気を取り戻してきたようにも魅える。
雨に濡れた葉が鮮やかな緑に輝いている朝は、「よかった」と、
こちらまでうれしくなる。
モチおじさんのどっしりした深い緑とは違う、
これから伸びていくような若々しい緑。
森村ワールドの中では、
小さな変化と、
名前を知ることの愛しさを教えてくれた存在。
なぞちゃんのひとこと
「名前はわかったけど、
なぞちゃんって呼んでね」
こうして見ると、
森村ワールドは、けっこう賑やかだ。
森村が心を飛ばし、
風さんが送り出し、
モリリンが実況し、
モチおじさんが地面につなぎとめ、
なぞちゃんが小さな変化を知らせてくれる。
姿も役割もみんな違う。
でも、不思議と一緒にいるとちょうどいい。
ひとりで歩いているようで、
本当はいつも誰かがそばにいる。
雨の朝も。
風の朝も。
忙しいオアシス時間も。
そんな仲間たちと一緒に、
森村ワールドは今日も動いている。
森村と愉快な仲間たち。
これから先、
また新しい仲間が増えるかもしれない。
でも今は、この5人で。
今日もどこかで、
誰かが森村の心を動かしている。
— Morimura
森村と愉快な仲間たち🎵
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