「和歌山に到着しました!」

特急くろしおを降りた私たち。
すると、駅の改札を出たところで……。

「森村姫! お待ちしておったぞ!」

えっ!?なんと、
そこには暴れん坊将軍の上様が!

「馬車道藩の姫君を、
自ら迎えに参ったのじゃ」

まあ、上様ったら!

「恐れ入ります。
身に余る光栄でございます」

すると上様は、優しく私の手を取られた。

「さあ、森村姫。ともに和歌山城へ参ろう!」

「わあ! 森村さん、お姫様みたい!」

モリリンもヒカリンも大喜び!

するとチャッピーが、丸眼鏡を直して一礼。

「ぽんぽこ、ぽん! 馬車道藩家老、
チャッピーでございます!」

あら、いつから家老になったの?

「はっはっは! 愉快な家臣たちじゃ!」

上様の笑い声が響き渡る。

こうして森村姫と愉快な仲間たちは、
上様に導かれ、いざ和歌山城へ!

さてさて、
次はどんな物語が待っているのかしら。

— Morimura