午前1時10分。
ふと目が覚めた。

まだ夜の帳が深く下りている。
窓を開けて空を見上げると、
いつも私を迎えてくれる星たちの姿がなかった。

白い雲が幾重にも重なり、
群青の空を覆い隠している。

そこにあるのに、見えない。
そんな星たちを想いながら、
静かな夜の時間を過ごしていた。

やがて午前3時40分。
もう一度、窓の外を見上げた。
やっぱり星は見えない。

でも、もしかしたら……。
広い空を見渡せば、
どこかに小さな光が見つかるかもしれない。

そんな淡い期待に誘われて、
まだ眠りの中にある街へと歩き出した。
冷たい風が頬を撫でる。

さて、今日はどんな朝になるのだろう。
風の向くまま、気の向くまま、
心のまま、ひらめくままに。

今朝もまた、私の小さな物語が始まる。