午後から少し気の進まない予定。

しかも今は、若様の扉も開けられない。
ご飯もおやつも食べられない。

……となれば。

何して遊ぶ?

答え。

心だけ、弾けておこう。

朝から私は、白だ。

しずくだ。

言葉だ。

人生だ。

クエストだ。

ずいぶん深いところまで潜ってきた。

それはそれで、とっても私らしい。

でもね。

ずっと深海にいる必要もないでしょう。

たまには浮上して、
髪をぶんぶん振って、
意味もなく踊って、
心のボリュームをMAX!にしたっていい。

だって今朝、
私の中には、
なぜだかずっと歌が流れている。

静かな歌ではない。
胸の奥から、
わあっと湧き上がってくるような、
愛の讃歌。

生きていることへの。

今日という日への。

風への。

言葉への。

そして、こんなにもいろんなものに
心を動かされる、今の私への。

だったらもう、歌っちゃえ。

踊っちゃえ。

Rock ’n’ Roll!……と言っても、

ただいま私は、
おとなしく順番待ち中。

身体は静止。

心だけ、ステージ中央。

エアギター、絶好調。

観客、私ひとり。

アンコール、私が要求。

若様?申し訳ございません。

本日の花嫁、
ただいま別ステージでひとりフェス開催中。

もうすぐ、しばし夢の世界へ。

目が覚めたら、また今日の続きを始めよう。

それまでは――心だけ、ロックンロール。

— Morimura