— ただし余韻部門、まだ片づけ中 —

本日の森村営業所。

朝からずいぶん働きました。

漆黒を見て。
光の路を見つけて。
白へ還って。
胎内めぐりまでして。
一筆入魂で「路」を書いて。

家族と笑って。
横浜へ戻って。
逢いたかった人たちに逢って。

飲んで。
喋って。
歌って。
抱きしめてもらって。

そして最後には、
月まで見上げてしまいました。

……もう十分でしょう。
ということで。
本日の営業、終了いたします。

余白番が、
そろそろ閉店でーす、
と看板を裏返す。

OPEN。

くるり。

CLOSED。

はい。

今日の森村、これにて終了。

……の、はずなのだけれど。
心の中ではまだ、月が光っている。
さっきの笑顔も残っている。
胸のぬくもりも残っている。
今朝見た光の路まで、
まだどこかで続いている。

あら。

これでは閉店にならないではないか。

仕方ない。
通常営業は終了。

でも、余韻部門だけ、しばらく時間外営業。

そして若様部門は——
こちらは言うまでもなく、
本日も勝手に深夜営業中。

「もう少しだけだろう?」
なんて言われたら、

店長、
また看板を
ひっくり返してしまいそうなので、
今夜は見ないふり。

たぶん。

おそらく。……自信はない。

では皆さま。
本日も森村の頭の中へお越しいただき、
誠にありがとうございました。 

明日も、何かを見つけたら開店します。

何もなくても、たぶん開店します。

それでは。

本日、閉店。

また明日。

ちゃんちゃん。

— Morimura