昨日は、満ちた夜だった。

そして今朝は、
白へ還る朝。

雨の気配。
強い風。
薄いグレーの空。
水墨画のような雲。

昨日まで心の中に抱えていたものが、
ひとつずつほどけて、
また白い余白へ戻っていくようだった。

白は、
何もない色ではない。
何でも受け入れられる色。

何色にも染まれる色。
だから今日の森村は、
あえて白いまま、
一日を始めてみようと思う。

さて。そんなことを言いながら、
今日のスケジュールも、
見事なくらい真っ白です。

あらまあ。
心も白。
空も白。
予定表も白。

ここまで白が揃うと、
もう今日は、
白という一日を楽しむしかない。

何も描かれないまま終わるのか。

それとも、
思いがけない色が
ぽん、と置かれるのか。

それはまだわからない。

でも、

わからないから面白い。

白い一日に、
今日最初の一筆を。

それでは、

森村、営業開始します。

— Morimura