昨夜、琵琶湖の物語の途中で、
いつしか眠りに落ちた。

そして今朝。

ふと目覚めた私を迎えてくれたのは、
深い群青の空に散りばめられた星たちだった。

湖の水鏡から、天空の群青鏡へ。

なんだか不思議。

空を見上げていたはずなのに、
いつの間にか心の奥を旅していた。

遠い記憶がよみがえり、
今の風景と重なり合う。

すると、
これまで知らなかった新しい心の景色が
生まれてくる。

大地には、水鏡。
天空には、群青鏡。
そして、そのふたつをつないでいるのは、
私の心。

さあ、今朝も歩き始めよう。
夜と朝のあわいを、
そして過去と現在のあわいを。


【朝の一首】

水鏡
群青鏡
あわいには
白き心が
時を旅する

— Morimura