3:38に目が覚めた。

二度寝してはいけないと思い、
一度は起きて着替えたものの、
まだ少し早い気がして、ベッドに横になった。

4:00のアラームで、再び目を開ける。
これは二度寝ではなく、
ただのごろ寝というべきかしら。

すでに着替えを済ませていたから、
いつもより10分ほど早く
部屋を出ることができた。

そして、その10分が、
朝から思いがけない贈りものを
連れてきてくれた。

空には、息をのむほど
美しい映像が広がっていた。

日の出を迎えたばかりの太陽が主役となり、
空も、雲も、海も、その光を受け止める
脇役となっている。

太陽から放たれるいくつもの光の筋が、
空を染め、雲を染め、海へと降り注ぎ、
水面をきらきらと輝かせていた。
それはまるで、
黄金色の羽衣をまとった天女が、
朝の空を舞っているようだった。

太陽が少しずつ昇るたびに、
その舞は姿を変え、光の色も、空の表情も、
海の輝きも、ほんの少しずつ趣を変えていく。

あまりにも神々しくて、
この光を何色と呼べばいいのか、
言葉が見つからなかった。
こんなにも美しい、
自然が奏でる朝の風景に出逢えたこと。
それだけで、今日はもう、
幸運な一日のはじまりのように思えた。

太陽が軌道に沿って進んでいく。
その動きに、私も歩調を合わせるように、
前へ、前へと歩いていく。
新しい私の、新しい一日。

太陽の光に目覚め、天女の舞に心を洗われて、今、静かにスタートした。
7月9日、木曜日。
太陽に見守られながら、私の一日がはじまる。