気持ちいい、心地いい、
清々しい、爽やか、颯爽と——
そんな言葉をいくつ並べても、
今の気分を言い表すには、どこか足りない。
それほどまでに、
朝のひと仕事が、
思い描いていたとおりに終わった。
何か大きなことを成し遂げたわけではない。
ただ、自分の頭の中で組み立てた
順序どおりに物事が進み、
予定していたところまで、
きちんとたどり着けた。
それだけなのに、
脳はすっかり目を覚まし、
背筋までピンと伸びる。
身体の内側に、
凛とした風が吹き抜けるような、
清々しい達成感に包まれている。
さあ、この感覚をそのまま保ちながら、
次の仕事へ——。
なんて言うと、
ずいぶん格好よく聞こえるけれど、
次に待っているのは、
お家朝ごはん作り。
けれど、こちらもすでに準備は万端。
メニューも、手順も、
無駄なく進めるための効率のよい調理方法も、
頭の中にはしっかりとインプットされている。
たかが、お家朝ごはん。
されど、お家朝ごはん。
仕事と同じように、
何を先に始めるか、
どのタイミングで火を入れるか、
どうすれば温かいものを
温かいうちに並べられるか——
そんなことを、
あれこれ考えるのが私は好きなのだと思う。
そして、自分の思い描いたとおりに
食卓が整い、
家族の「おいしい」という笑顔を
見ることができたなら、
そこにもまた、
小さくても確かな達成感が生まれる。
私はきっと、考えることが好きなのだ。
仕事でも、家事でも、遊びでも。
どんなことにも、
自分なりの段取りと工夫を見つけ、
それが気持ちよく形になっていく瞬間が好き。
朝のひと仕事を終えた心には、
まだ爽やかな風が吹いている。
その風に背中を押されるように、
今度は家族の笑顔が待つ台所へ、
颯爽と向かうことにしよう。
午前中の一言〜朝の達成感、次は食卓へ〜
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