おはようございます。
5日ぶりの横浜ウォーキングが楽しみで、
今朝はアラームの音と同時に、
胸を弾ませながら目を覚ました。
「もう少し眠ろうかしら」などという、
よこしまな考えが入り込む隙もなく、
すぐに身支度を始めた。
けれど、5日ぶりの部屋では少し勝手が違い、
思ったよりも用意に
もたついてしまったようだ。
それでも、起きてから17分後には外へ出て、
朝の街を歩き始めていた。
伊勢佐木モールを進みながら、
建物と建物の隙間から、
ちらりと見える空を見上げた。
そこには、
赤銅色から淡い桃色へと溶けていく、
美しいグラデーションが広がっていた。
きっと今は、マジックアワー。
「今日は、きれいな日の出に逢えそう」
そんな予感に胸を高鳴らせ、
港へ向かって足早に歩を進めた。
まだ街は薄暗く、足元まではよく見えない。
ある場所に差しかかったとき、
足の裏に、
まるで柔らかな絨毯の上を歩いているような
感触が伝わってきた。
何だろうと足元を見ると、
小さなクリーム色の花びらが、
辺り一面に散り積もっていた。
伊勢佐木モールの街路樹から落ちた花だった。
植物判定アプリで調べてみると、
その木は「エンジュ」
7月から8月に花を咲かせ、
秋には実をつける木なのだそうだ。
けれど、なぜかその一本だけが、
たくさんの花を落としていた。
何か理由があるのだろうか。
せっかく可憐に咲いた小さな花なのに……
そう思うと、少し残念な気持ちになった。
そして、赤レンガ倉庫の入口に
差しかかった、そのとき。
目の前に、息を呑むような日の出が現れた。
私が一歩、また一歩と柵へ近づくたびに、
太陽は水平線の向こうから
少しずつ姿を現していく。
写真を撮ろうと柵の前に立った頃には、
まあるい輪郭のほとんどが見えていた。
美しい。
きれい。
ただ、それだけでは言い表せないほど、
神々しく、神秘的な光だった。
やはり、横浜での朝ウォーキングは最高だ。
海と空と太陽が織りなす、
これほどまでにダイナミックな景色は、 ほかではなかなか見ることができない。
子どもたちがお絵描きをするとき、
空に昇った太陽を黄色のクレヨンで描く。
けれど、日の出直後の、
赤みを帯びたピンクゴールドのような太陽を、
子どもたちなら何色のクレヨンで描くのだろう。オレンジ?赤?それともピンク?
いくつもの色を思い浮かべてみたが、
この奇跡のような輝きは、
人工的に作られたどんな色でも、
きっと表現しきれないような気がした。
その神々しい光を全身に浴びながら、
胸いっぱいの感動を抱えて、
私のパワースポットへ向かった。
ほんの十分も経っていなかっただろう。
パワースポットに着いた頃には、
太陽はもう、
あのピンクゴールドの輝きから、
いつもの黄みを帯びた眩しい光へと
姿を変えていた。
子どもたちが、黄色のクレヨンで描く太陽だ。
燦々と降り注ぐ光があまりにも嬉しくて、
私は柵から少し身を乗り出し、
海に向かって大きな声で叫んだ。
「おはよう!」
その瞬間、太陽がさらに強く
輝いたように見えた。
まるで、私の挨拶に
応えてくれたかのようだった。
体の奥から、
何か新しい力が湧き上がってくる。
昨日までの疲れも迷いも、
朝の光の中で静かに洗い流され、
私の心と体は、
新しい一日に向けてリセットされていく。
7月十14日、火曜日。
また新しい一日が始まる。
朝の光に心を奪われながら――
いや、その光を全身に浴びながら、
私は今日という一日を、
自分らしい色で彩るために、
また前へと歩き出す。
朝のつぶやき〜ピンクゴールドの朝に〜
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