お客様とお別れし、
待機所までの道のりを歩いていた。
途中で、どうしても
日記を書き上げたい気持ちが強くなり、
道端にちょこんと腰掛ける。
書きかけの日記を仕上げてアップしてから、
待機所へ戻った。
少しだけメイクを直し、
晩ごはんのおにぎりを食べると、
どうやらそのまま眠ってしまったらしい。
途中で一度目を覚ましたものの、
再び眠りの中へ。
次に目を開けたときには、
もう22時を回っていた。
19時半ごろに食事を終えて眠ったから、
2時間40分ほどの睡眠貯金。
もう少し眠ろうかと思ったけれど、
腰も肩も痛くて、
少し外の空気を吸いに出ることにした。
座椅子で眠ったせいで、
体のあちこちが痛いのだろうか。
それとも、
今朝久しぶりにしたストレッチの
せいかもしれない。
SUPの筋肉痛は三日後にやってきたのに、
ストレッチの筋肉痛は
その日の夜にやってきた。
やり慣れていない動きと、
やり慣れている動き。
その違いが、当日と三日後の差なのだろうか。
そんなことを考えながら、
夜風に吹かれていた。
ふと、空を見上げる。
睡眠貯金をするときには
コンタクトを外しているから、
今夜も裸眼のまま。
私は目がとても悪いので、
暗い空を見上げても、
ほとんど何も見えない。
それでも、今夜の空はどこか
澄み切っているように感じた。
私には見えなくても、
きっと空のどこかで、
月が静かに輝いているのだろう。
残りは、あと一時間と少し。
見えない月の光を感じながら、
今日最後のドアが開くのを、
もう少しだけ待つことにしよう。
夜のひとり言〜見えない月を待ちながら〜
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