お客様とお別れしたあと、
コンビニに立ち寄り、
その前にあるベンチ?に腰を下ろして
写メ日記を書いていた。

外は息苦しいほどの暑さ。
それでも私は、なぜかお部屋の中より、
外で日記を書くほうが好き。

日差しを浴び、風に頬をなでられながら
言葉を紡いでいると、
いろいろな景色や想いが浮かび、 
言葉が次々と
湧き上がってくるからなのだと思う。

とはいえ、今日はさすがに暑かった。
夢中になって日記を書いている間に、
ご予約が入っていたらしい。

ご予約までは一時間ほどあったので、
いったん待機所へ戻り、
コンビニで買ったおやつを少し口にしてから、
あなたの待つホテルへと向かった。

そして、次のドアが開いた。
「わあ、びっくりした」
いつもなら「行くよ」と
事前にトークをくださるのに、
今日は突然だったから、少し驚いてしまった。

ドアの向こうには、
かわいらしい笑顔のあなた。
「なんだか今日は落ち込んでる。
モリリンに慰めてほしくて」
そんなあなたの言葉に、
「大丈夫よ。モリリンに任せなさい」
そう答えたところから、
二人の時間が始まった。

いつもなら、じゃれ合って、笑い合って、
熱く盛り上がる私たち。
けれど今日は、少し違ったね。

甘く触れ合いながらも、 
私はお母さんのような気持ちで、
あなたをぎゅっと抱きしめ、
すべてを包んであげたような気がする。

子猫のように「モリリン、モリリン」と
すがってくるあなたが、 
たまらなく愛おしかった。 
いっぱいかわいがって、
何度も抱きしめて、頭を優しくなでてあげた。

二人でずっと寄り添いながら、
いろいろなお話もしたね。
あなたは私の言葉一つひとつに
静かにうなずき、
胸の中でゆっくりとかみしめるように 
聞いてくれた。

そして今度は、
それをあなた自身の言葉にして、 
少しずつ私に返してくれた。
あなたの胸の内も、たくさん話してくれたね。

私はそのすべてを受け止めながら、
あなたへ言葉を贈る。
その言葉は、
不思議と私自身の心にも返ってきた。

二人で言葉を交わし、
ぬくもりを分け合ううちに、
暗い場所の向こうに、
ほんの少し明るい出口を 
見つけられたような気がした。

今日、あなたに逢えてよかった。
そしてあなたも、
「今日、逢えてよかった」
そう言ってくれた。 
その一言が、私は何よりも嬉しかった。 

心が少し疲れた日も、
誰かに甘えたくなった日も、
またいつでも逢いにきてね!
私はここで、あなたを待っています。

今度もまた、
私の腕の中で、
ゆっくり心をほどいてね。