11:30を回った。
そろそろ、お店へ出勤する時間だ。
お部屋の電気とエアコンを消し、
戸締まりを済ませて、お店へと向かった。
外へ出ると、やはり今日も厳しい暑さだった。
強い日差しが、容赦なく降り注いでいる。
いつも日傘を
お店に置いたまま帰っているため、
お店へ向かうときには日傘がない。
ほんの少しの距離とはいえ、
日傘がないと、やはりつらい。
まあ、すぐ近くだ。
なるべく日陰を選びながら歩くことにした。
最近、とても気に入っている曲がある。
「風が私を呼んでいる」という歌だ。
お店までのわずかな道のりでも聴きたくなり、
イヤホンを着けて、
二回繰り返して聴いた。
この曲を聴いていると、
爽やかな風が私の周りをくるくると巡りながら、そっと語りかけてくれるように感じる。
ときには私を守り、
心の中にたまったものを
優しく洗い流してくれるようでもある。
これまで、
風をこれほど身近に感じたことはなかった。
けれど、風がすぐそばにいると思うだけで、
なぜか心が落ち着き、
静かに洗われていくような気がする。
きっと私は、
そんな風の存在を感じられるから、
この曲が好きなのだと思う。
お店に到着すると、
いつもの場所が空いていた。
これから、ここでの巣作りを始める。
準備はすぐに終わるだろうし、
今日は14:00からご予約をいただいている。
それまでは、
おそらく静かな時間になりそうだ。
早々に横になり、
少し睡眠貯金をしておこうと思う。
……なんて、暇さえあれば
睡眠貯金を優先しているから、
なかなか歌詞を
じっくり読み解く時間が取れない。
でも、この歌をもっと心から楽しむためにも、
歌詞の意味を一つひとつ、
きちんと味わってみたいと思っている。
特に気になっているのが、
宮沢賢治にも「風が私を呼んでいる」
という言葉を思わせるような
作品があるらしいこと。
そして、歌詞に出てくる
「千鳥足」という言葉だ。
もしかすると、この曲は、
私が思い描いている爽やかな風とは、
まったく違う世界を
歌っているのかもしれない。
それとも、私が感じている通り、
風が語りかけ、守り、
心を洗い流してくれるような
歌なのかもしれない。
早く読み解きたくて仕方がないのに、
結局、読むことより
眠ることを優先してしまう私。
今はやはり、歌詞の解読よりも
睡眠貯金の方が大切なのかしら。
そうそう、今日は出勤する前に、
ずっと気になっていた
会合で使うお店の予約もできた。
ふと思い出してネットで調べてみると、
ランチ営業もしていることがわかった。
そこで11:00過ぎに電話をかけ、
無事に予約を取ることができた。
これで、一仕事片づいた。
文書の作成もできた。
タイミングさえ合えば、
ほんの2、3分で済むことなのに、
なかなか手をつけられず、
数日間も引きずってしまった。
けれど、ようやく決まったことで、
心の中も少し軽くなった。
今日と明日は出勤し、
その後はまたお休みをいただきます。
お時間が合えば、
ぜひ逢いに来てください。
爽やかな風とともに、
皆様からのお誘いを待っています。
風に呼ばれて、あなたを待つ✨
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