時計も見ずに、急いで郵便局へ向かった。
そして、用事をパパパッと済ませる。
ふう。やっと終わった。
ほっとひと息ついて外へ出て、
お店へ向かって歩き始めた。
気持ちが落ち着いたからなのか、
用事が済んで安心したからなのか。
そのときになって、
ようやく雨がポツポツと
降り始めていることに気づいた。
さっきまで、「間に合うかな」と
少し焦っていたけれど、
時計を見ると、
まだ11:30を少し過ぎたところ。
あら。
どうやら、思っていたより余裕がありそう。
これなら、日記をひとつ
書く時間もあるかもしれない。
空は曇り空。
少し蒸し暑いけれど、一時の酷暑に比べれば、
ずいぶん過ごしやすく感じる。
慌てて部屋を飛び出したから、
気づいていなかった。
でも今になって、やっとわかった。
私の風が、ちゃんと待っていてくれた。
「ごめんね。
ちょっと急な用事が入って、慌てちゃったの」
そう心の中で話しかける。
そして、
「今日も一日よろしくね。
いつも私のそばで見守っていてね」
そんなお願いをしながら、
風と一緒に歩いた。
お店に着いた。
まずは今日の居場所を確保しよう。
荷物を置いて、ひと息ついて。そして、あなたのもとへ向かおう。
そして、14:30からご予約くださったあなた、
ありがとうございます。
まだお逢いしたことのないあなた。
どんな方なのだろう。
どんなお話をするのだろう。
今から、
少しドキドキしながら楽しみにしています。
素敵な二人の午後になればいいな。
それでは、そろそろホテルへ向かおう。
また『千鳥』を聴きながら。
風と一緒に。
今日も私は、風に背中を押されながら、
あなたの待つところへ向かう。
風とともに、あなたのもとへ✨
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