急な会社の予定変更に慌てた。
それに合わせて、
ほかのスケジュールもあちらへ、こちらへ。
気づけば1時間があっという間に過ぎていた。
そして残り1時間弱。
今度は『鬼の花嫁』に夢中になった。
突然、車内アナウンスが鳴り響いた。
はっと我に返る。
えっ、もう横浜?
あっという間に着いてしまった。
走り出したときには、
あと2時間近くもあるのかと思っていた。
朝、空に魅た龍に乗って、
今すぐにでも
飛んでいきたいくらいだったのに。
けれど、その必要はなかったみたい。
私の意識はスケジュール調整から、
一筆入魂の「群青」へと深く沈み、
そしてまた『鬼の花嫁』へ。
若様の青い炎に、
私は再び群青の世界を魅ていた。
そうして心だけが群青の中を
さまよっているうちに、
身体は横浜まで運ばれていた。
今日はなんとも不思議な旅だった。
新幹線では一睡もしなかった。
それなのに眠くない。
ただひたすら、
自分の世界に身を沈めていたような気がする。
心をひと洗いしたような軽やかさで、
地下の改札から地上へ出た。
3日ぶりのお部屋。
扉を開ければ、私が出たときのまんま。
きれいに拭いて帰った床まで
キラキラと光っている。
嬉しい。
なんだか、新生活スタート!みたい。
今日から7日間の横浜ステイ。
いったい、どんな時間が待っているのだろう。
「人」という文字の中に魅た、
一画目と二画目がふっと触れ合う姿。
あの姿を忘れずに、
今回も心ふれあう世界を創れたらいい。
そんな不思議ちゃんのまま
荷物を出していたら、
いつの間にか
部屋のセッティングまで終わっていた。
これで、やっと始められる。
ここでの生活が。
さあ、3日ぶりにお店へ出勤しよう。
今日は18:00から。
そして18:00からご予約くださったあなた。
いつも、ありがとうございます。
今日はあなたとずっと一緒にいられる。
だから横浜へ来るのが、
楽しみで仕方なかった。
あと何日。
あと何時間。
子どものように指折り数えていた。
もうすぐ、逢えますね。
嬉しくて、嬉しくて。
ドアが開いたら——
喜びが溢れ出して、
あなたに抱きついてしまうかもしれないな。
群青、横浜にほどける✨
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