群青の空に、
白が滲み、

白の奥から
ピンクゴールドの光が生まれる。

私は風に吹かれ、
風に乗り、
風に抱かれながら、

過ぎた時代へ行き、
まだ見ぬ景色へ行き、
自分の心の奥へ行った。

海は鏡。

空はキャンバス。

雨は、
今日という白い余白に落ちる
最初の一滴。

知らないものを見つけることを
探検というのなら、

その探検を重ねながら
自分の人生を歩いていくことを、
きっと冒険というのだろう。

私は今日も、
心の扉をひらく。

風を入れるために。
光を入れるために。
新しい何かに出逢うために。

そして今、昨日の私を抱いたまま、
白へと還った心で、

今日という一日へ
静かに舞い降りる。

— Morimura