雨の向こうに待つ、私の光る君|1ヶ月ぶりの胸の高鳴り
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今日は12時からご予約をいただいていたので、少し早めに待機所を出た。
ところが、外へ出てみると、雨がポツポツ。
あら、いけない!
傘を忘れた。
慌ててUターン。
部屋に戻って傘を取り、再び外へ。
ああ、置き傘をしておいてよかった。
どうも私は折りたたみ傘が好きになれない。
やっぱりビニール傘がいい。
傘をさしているという実感があるし、
足元までしっかり守ってくれる。
そんなことを考えながら歩いていたら、
早めに出たはずなのに、
結局ギリギリセーフ。
でも、心はもう、
あなたのところへ飛んでいた。
1ヶ月ぶりに逢うあなた。
その笑顔を思い浮かべるだけで、
なんだか胸がドキドキしてしまう。
だって、ずっと逢いたかったんだもの。
そして今日、最初のドアが開きました。
開いたドアの向こうには、
私を魅つめるように、
にこやかな笑顔で
迎えてくださるあなたがいた。
「わあ、久しぶり! 嬉しい!
早く逢いたかったわ」
するとあなたも、
「俺もだよ。早く逢いたかったよ」
そう言って、
私をぎゅっと抱きしめてくださった。
ああ、この温もり。
懐かしいはずなのに、
触れられた瞬間、
初めて恋をしたときのように胸が高鳴る。
ドクドク、ドクドク。
まるで全身が心臓になってしまったよう。
不思議ね。
何度も逢っているのに、
あなたに抱きしめられると、
いつもこんな気持ちになる。
それから、逢えなかった1ヶ月の近況報告。
あんなこと、こんなこと。
とりとめもない話なのに、
あなたとの会話はいつも楽しい。
もう何度も時間を重ねているから、
気心も知れている。
無理に話題を探すこともない。
自然に言葉が生まれ、
笑顔がこぼれ、心がほどけていく。
この居心地のよさが、私は好き。
そして、
ふたりでシャワーを浴びて、ベッドへ。
あなたはいつも、優しい。
私に触れるその手にも、
抱き寄せてくださる仕草にも、
さりげない気遣いがある。
あなたの顔を魅つめているだけで、
胸が高鳴ってしまう私。
そして、そのたくましい胸に抱かれると、
身体だけでなく、
心までとろけてしまいそうになる。
ああ、やっぱり。
あなたは、私好み。
仕事ができて、頼もしくて、
それでいて優しい。
そう。
あなたは、私の光る君。
心の中でそっとつぶやきながら、
私はあなたの顔をじっと魅つめていた。
いつも甘えてばかりの私。
たまには、私も頑張らなくちゃ。
そんな気持ちになって、
今度は私からあなたに触れてみた。
すると、
あなたがなんとも幸せそうな
表情を魅せてくださる。
その顔を見ていることが、
私には嬉しかった。
あなたが喜んでくださることが、
こんなにも幸せなんだと、改めて感じた。
それなのに、
やっぱりあなたは
私のことを気遣ってくださる。
どこまでも優しい人。
そして気がつけば、私はまた、
あなたのたくましい胸の中で、
思いきり甘えていた。
艶やかで、温かくて、色香に満ちた時間。
そこには、
言葉にしなくても伝わる優しさがあった。
でもね。
あなたと過ごす時間が特別なのは、
それだけではない。
あなたとお話ししていると、
なんだか私まで前向きになれる。
あなたの考え方や、物事に向き合う姿勢。
そんなところにも、
私はいつも心を惹かれている。
だから、あなたと逢ったあとは、
身体だけでなく、
心まで満たされているような気がする。
今日も、ありがとう。
外では雨が降っていたけれど、
私の心の中には、
いつの間にか柔らかな光が差し込んでいた。
1ヶ月という時間を越えて、
またこうして逢えたこと。
抱きしめてくださったこと。
笑い合えたこと。
そして、あなたの優しさに包まれたこと。
そのすべてが、今日の私への贈り物。
ありがとう、私の光る君。
また、あなたの笑顔に逢える日を
楽しみにしていますね。
雨音を
越えて逢いたる
光る君
胸のぬくもり
明日を照らせり
— Morimura