点と点は、ただそこにあるだけでは、
まだ何も語らない。
けれど、そこに一本の線を通したとき、
景色は物語になりはじめる。

今日見た星。
ふと浮かんだ記憶。
胸に触れた言葉。
そんな小さな欠片たちを結びながら、
私は今日も物語を紡いでいく。

でも本当は、
紡いでいるのは物語だけでは
ないのかもしれない。

点は線となり、
線はどこまでも伸びて、
やがて私だけの世界になっていく。

太く、力強く。
それでいて、
どこまでも先へ伸びていくように。

今夜の一文字は、「紡」

— Morimura