おはようございます。
4:00に起きるつもりだったのに、
目が覚めたのは3:38だった。
歩きながら考えてみると、
昨日は3:49に目が覚めていた。
そして明日は会社へ出社する日。
始発電車に乗るため、
3:00には起きなければならない。
もしかすると私の体は、
明日の3:00起きに向けて、
少しずつ早起きの準備を
始めているのかもしれない。
心のどこかで、
「月曜日は絶対に寝坊できない」
という思いが、
静かに目覚まし時計の役目を
果たしているようだった。
外へ出ると、
いつもの息苦しい蒸し暑さは少し和らぎ、
呼吸がしやすい朝だった。
24時間営業のドン・キホーテの前で
信号を待っていると、
入り口から店内の冷たい空気が
ふわりと流れ出し、
一瞬だけ体を優しく包み込む。
その心地よさに、
もう少し信号が変わらなければいいのに、
とさえ思ってしまった。
馬車道の緩やかな坂を上っていくと、
海から届く風がそっと頬をなでる。
今日は勢いよく吹く風ではない。
それでも確かに港の香りを運び、
私を優しく迎え入れてくれる風だった。
その風を胸いっぱいに受け止めながら、
私は朝の光に逢うため、
港へと歩みを進めた。
今朝の日の出は4:45。
いつもより少し早く出発したおかげで、
新港中央広場へ着いた頃は、
まだ夜と朝の境目だった。
薄暗さの中には、
ほんの少しひんやりとした空気が漂い、
街は静寂に包まれている。
誰もいない花畑を魅つめていると、
この景色を独り占めしているような、
そんな贅沢な気持ちになった。
港へ着いても、今日は海風は穏やかだった。
汗ばんだウェアは肌にまとわりつき、
いつものように風が体を
洗い流してくれる感覚はない。
その静かな海には、
昨日と同じ場所に、
ビスタ級の豪華客船が堂々と
その姿を横たえていた。
まるで港の時間そのものが、
静かに停泊しているようだった。
観光船乗り場のあたりから、
大さん橋の建物と
豪華客船とのわずかな隙間を魅つめる。
その瞬間、太陽は姿を現した。
今朝の光は、
いつものピンクゴールドというより、
さらに深く、濃く、重厚な輝きを放っている。
赤銅色――そう呼びたくなるほど、
力強く、荘厳な朝の光だった。
「雲に隠れてしまうその前に…」
その一心で、大さん橋の先端にある
私のパワースポットへ向かって歩き続ける。
入口へ近づくにつれ、
海から届くひんやりとした風が
少しずつ戻ってきた。
その優しい風は、
まるでハンモックに揺られているような
心地よさで、私をそっと包み込んでくれる。
真っすぐ太陽へ向かって歩く。
澄み切った雲は、
太陽へ近づくほど小さく寄り添い、
その光にゆっくりと赤銅色へ染められていく。
長く、美しい豪華客船の横腹を眺めながら、
一直線に続く大さん橋を、
ただ前だけを魅つめて歩いた。
私は静かに目を閉じる。
空へ顔を向け、大きく息を吸う。
そして目を開く。
本当なら、そこには赤銅色に輝く
太陽の神々しい姿があるはずだった。
けれど、その景色は雲の向こうに隠れていた。
少しだけ残念だった。
それでも、
今日という朝が与えてくれたものは、
十分すぎるほど大きかった。
私はゆっくりと深呼吸をする。
昨夜、心に残っていた迷いも、
切なさも、言葉にならない想いも、
そのすべてが朝の光に洗い流されていく。
心は静かに「無」へと還り、
新しい私が、またここから生まれていく。
朝の光を背中いっぱいに受けながら、
私は今日という、新しい物語を歩き始めた。
朝の光が、新しい私を連れてくる✨
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