朝の光に逢うためのウォーキング。
20日の夕方に横浜へ到着し、
21日の朝から歩き始めた。
6日間続けて朝の光に逢うことができ、
歩くたびに心が洗われていった。
余計なものをそっと手放し、
無になって、また新しい自分を始められる。
そんな心に響き、
心まで磨かれていくような朝を、
毎日迎えることができた。
けれど、そのウォーキングも今日で最後。
これから3日間ほど、お休みすることになる。
少し寂しい気持ちを抱きながら、
名残を惜しむように中華街を歩いた。
そして、媽祖廟と関帝廟へ立ち寄り、
いつものように一つひとつ想いを込めながら、
丁寧にお参りをした。
さあ、これから朝そばへ向かおう。
関内駅の近くまで歩いてきたとき、
以前よく通っていた
24時間営業の中華料理店が目に入った。
餃子専門店でもあり、
餃子にはニンニクが入っていなかったので、
朝ごはんに朝粥と餃子を
よく食べに行ったものだ。
たまには、そばではなく
中華の朝ごはんもいいかしら。
ふと、そんなことを思った。
今日は日曜日だから、
いつものそば屋さんはお休みなのだ。
けれど、朝そばは私にとって、
ただの朝ごはんではない。
カフェのモーニングや朝粥、朝定食、
うどんやラーメンとも少し違う。
そばには、そばにしかない深い味わいがあり、
なぜか心に響くものがある。
だから、そばを食べに行く時間は、
単なる朝ごはんの時間ではなく、
私にとっての「朝そば時間」なのだ。
そこには、どうしても譲れない
小さなこだわりがあった。
今日は、久しぶりにゆで太郎へ行こう。
ゆで太郎は24時間営業だから、
開店を待つ必要もなく、
到着すればすぐに店内へ入ることができる。
昨日の朝ウォーキングの途中で、
すでにメニューの下見も済ませていた。
今日は、冷たいなめこおろしそばにしよう。
そして、ちくわの天ぷらもつける。
そのための無料クーポン券も、
忘れずにポケットへ入れてきた。
ゆで太郎へ向かう前に、
手前にあるファミリーマートへ立ち寄った。
明日の朝、電車の中で食べるパンを
買っておこうと思ったのだ。
本当は、先日見つけた
日ノ出町駅前のパン屋さんまで
買いに行こうと思っていた。
けれど、わざわざ足を延ばしてまで
買いに行きたいというほどの魅力は、
なぜか感じなかった。
だから、今日はコンビニで済ませることにした。
でも、先日お客さまからいただいた
カプレーゼのサンドイッチなら、
わざわざでも買いに行きたいと思う。
ただ、横浜駅までの道のりは少し遠い。
何かのついでがなければ、
なかなか足は向かないだろう。
さあ、今度こそ、いざ、ゆで太郎へ。
出てきた冷たいそばの上には、
なめことたっぷりの大根おろし。
そして追加した薬味のネギが添えられ、
見た目にも涼しげだった。
ひと口すすれば、朝の暑さでほてった体が、
すうっと内側から冷めていく。
久しぶりに味わう、ゆで太郎のそば。
いつものそば屋さんの麺は、
食べ応えがあり、勢いよく弾むような、
しっかりとした食感がある。
それに比べ、
ゆで太郎のそばは細切りで柔らかく、
どこか優しい。
好みでいえば、
私はもう少し硬めの方が好きなのだと思う。
それでも、久しぶりに味わう
ゆで太郎のそばには、
朝の心をやんわりと包んでくれるような
穏やかさがあった。
昨日の夜は、コンビニでチンしてもらった
小さなもんじゃ焼きを食べただけ。
もんじゃの大きさに合わせて、
私の胃袋まで
少し縮んでしまったのかもしれない。
そんな朝には、
この柔らかく優しいそばが、
ちょうどよかった。
ちくわの天ぷらも、揚げたてで熱々だった。
一つはそばの上へ乗せ、
もう一つはそのまま、さくりといただいた。
久しぶりのゆで太郎に、
心もお腹も満たされた。
店の外へ出ると、
朝の物語はまだ終わっていない。
私の足は、次の景色を求めるように、
ゆっくりと大岡川へ向かい始めた。
朝の光と、やさしい一杯✨
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