息が詰まりそうになって、外へ出た。

時刻は21:00になっていた。
先ほど一度外へ出てから
眠っていたわけではない。
8月のスケジュールを見直していたら、
気づけば2時間以上も経っていたようだ。

体は自然とコンビニへ向かっていた。
そして昨日と同じ、
明太子チーズもんじゃを手に取り、
温めてもらう。
レジ袋を受け取り、
熱々が少し冷めるまでの間、
外で写メ日記を書いている。
まるで昨日の一日を、
そのままなぞっているような気分だった。

ここまで待っていると、
さすがに待ち疲れてしまう。
体を休めすぎたせいか、
肩も背中も腰も重たい。

外に立ち、夜の空気を吸い込み、
背筋を伸ばす。
その何気ない時間が、とても心地よかった。
植え込みに腰掛け、
建物の隙間から少しだけ見える空を魅つめる。
空はすっかり闇に包まれ、
長い一日も静かに終わりへ向かっていた。

昼間あれほど吹いていた風は、
もう止んでいる。
その代わり、気温は少し下がり、
外のほうが心地よく感じる。
コンビニの冷房の中へ入ると、
むしろ寒いくらいだった。

風もない。
寒い。
まるで、今の私の心の中、
そのもののようだった。

そんなとき、一首、ふと浮かんだ。
「待ち疲れ 今は女時と明らめて
       コツコツ貯める睡眠貯金」

もう風も吹かない。
光も差さない。
だから今日は、潔く明らめて、
忙しい明日のために
静かに充電することにしよう。

それでも心のどこかでは、
まだ小さな風が吹き始める瞬間を、
そっと待っている自分がいた。

もしかしたら、諦めたその先に、
昨日のような
ご褒美が待っているかもしれない…