風に見放されたのだと、
少し落ち込んでいた私を、
風はまた見つけてくれたのだろうか。
それとも、「かわいそうに」と思って、
慰めに戻ってきてくれたのだろうか。

どこかへ遊びに行き、
自由に戯れていた風が、
また私のところへ帰ってきた。

その瞬間だった。
最後の最後で、お仕事が入った。
また、私のそばに、
風の気配を感じられたことが、
何よりもうれしかった。
そして最後のドアが開くことも、
とても楽しみだった。

時刻はまだ22:00前。
あと二時間ほどで、
この四日間の横浜ステイが終わる。

待機場の荷物を少しずつ片付け始めた。
終われば、そのままお部屋へ帰れる。
風とともに過ごした四日間。
その締めくくりは、
風とともに、
あなたが待つ最後のドアへ向かった。

そして――最後のドアが開きました。
「こんばんは。森村です。
今日はありがとうございます」
初めてお逢いするあなたにご挨拶すると、
「こちらこそ、よろしくお願いします」
優しい笑顔とともに迎えてくださった。

その笑顔だけで、
私の心はふっと温かくなった。
ソファに横並びで座り、
いろいろなお話をする。
言葉を交わすたびに、
あなたとの距離が少しずつ近づいていく。
その時間が心地よくて、
これから始まる
二人だけの素敵な時間を感じながら、
胸は自然と高鳴っていた。

私は心を込めて、あなたに向き合った。
あなたが心から喜んでくださることが
何よりもうれしくて、私も夢中になった。
そして、あなたが返してくださる
温かな気持ちに、
私は何度も感激した。

四日間の横浜ステイ、
その最後の夜を締めくくる、
ときめきに満ちた時間。
まるで夜空に輝く星々へ乾杯をするような、
そんな幸せな気持ちだった。

見放されたと思っていた風は、
最後にもう一度、私を見つけてくれた。
そして、その風は、
あなたという優しい笑顔を
連れてきてくれたのかもしれない。

今、その余韻に包まれながら、
この写メ日記を書いている。
明日から数日間のお休みに入る。
でも、最後にあなたとの
温かな時間があったからこそ、
この街を笑顔で旅立つことができる。
ありがとうございました。
またお逢いできる日を、
心から楽しみにしております。