時刻はちょうど13:00。
やっと終わった。
一つ一つ集中して取り組めば、
できるものなのだ。
メールを開いた瞬間は、
あまりの量に驚き、頭の中が真っ白になった。
どうしよう。
間に合うだろうか。
そんな焦りばかりが先に立っていた。
でも、やるべきことを一つずつ紙に書き出し、
終わるたびに一つずつ線を引いて消していく。
すると、不思議なことに、
心は少しずつ落ち着きを取り戻し、
作業の効率まで上がっていった。
こんなときこそ、焦るよりも落ち着くこと。
それが一番の近道なのだと、
あらためて気づかされた。
結局、三時間半。
気づけば、ずっとパソコンに向かっていた。
ただ、パソコンデスクではなく、
普通のテーブルとフローリング。
座布団クッションの上で、
正座をしたり、
左へ足を崩したり、
今度は右へ崩したり。
足を伸ばし、
ベッドを背もたれ代わりにしたり。
最後は膝を立てながら、
キーボードを打っていた。
同じ姿勢を続けていると、腰も痛い。
足も重たい。
それでも、軽いノートパソコンだからこそ、
姿勢を変えながら
最後まで頑張ることができた。
すべて終わった。
これで、心残りなくお店へ向かえる。
窓の外を見ると、青空が広がっていた。
雲には太陽の光が差し込み、
きらきらと輝いている。
きっと、風も吹いている。
一つずつ片づけていったことで、
頭の中を吹き荒れていた猛烈な砂嵐も、
ようやく静かに収まったようだ。
腰を伸ばそうと思い、
ベランダの窓を開ける。
生ぬるい風が、ふわりと部屋へ入ってきた。
エアコンで少し冷えた身体には、
そのぬくもりが、なんとも心地よい。
どうやら、怒っていた風も、
ようやく機嫌を直してくれたらしい。
今日13:30からご予約くださったあなた。
ありがとうございます。
お逢いできることを、
心から楽しみにしています。
素敵な時間をご一緒できたら嬉しいです。
そして15:30からご予約くださったあなた。
ありがとうございます。
まだ見ぬあなたが、どんな方なのだろう。
そんな想像を膨らませながら、
今から胸が弾んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は13:30から24:00まで出勤しています。
あなたとの素敵な出逢いを、
楽しみにお待ちしています。
最後にもう一度、窓の外を見上げた。
青空がある。
光がある。
そして、風がいる。
砂嵐を越えた風は、
朝よりもずっと優しかった。
風は、また優しくなった✨
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