急に入った19:30からのお仕事。
待機所を飛び出した私に、
風さんもびっくり。
「次は21時からじゃなかったの?」
「急にお仕事が入ったの。
だから急がなくっちゃ」
風さんに背中を押してもらいながら
ホテルへ向かい、
次のドアが開きました。
迎えてくださったのは、
鮮やかな緑の服がよく似合う、
爽やかな笑顔のあなた。
「やっと逢えた。ずっと逢いたかったんです」
まあ、そんな嬉しいことを
言ってくれるのね。
やっぱり私より年下。
ならば今日は、
かわいいあなたを
いっぱいかわいがってあげよう。
そう思って優しく触れていたはずなのに、
いつの間にか私のほうまで
心地よさに包まれ、
とろとろに溶けてしまいそうになっていた。
波長が合う。
会話のリズムも合う。
話していても、
触れ合っていても、
なんだかとても心地いい。
予定になかった
ドアの向こうで出逢ったのは、
鮮やかな緑色をした、
真夏の夜の夢だった。
「また待っていますね」
あなたと別れ、私は次のホテルへ。
蒸し暑い夜、
風さんは少しおとなしく私についてくる。
さあ、今度こそ——
ずっと楽しみにしていた、
あなたの笑顔に逢いに行こう。
真夏の夜、緑の夢✨
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