長い一日が終わろうとしている。
今、胸にあるのは、
疲れよりも不思議な満ち足りた感じ。
一日じゅう気持ちは前へ前へと動いていて、
立ち止まる余裕などなかったはずなのに、
こうして終わりにたどり着くと、
心の奥だけが静かになっている。
今日はずっと、
誰かの言葉に心が動き、
誰かの温かさに触れ、
そのたびに私の中にも
小さな灯りが増えていったのだと思う。
嬉しいと思えること。
心地いいと思えること。
また先を楽しみにできること。
そんな気持ちが重なるだけで、
人の心はこんなにも豊かになれる。
そして今、
ようやく自分のところへ帰ってきた。
もう何かを頑張らなくていい。
うまくまとめなくてもいい。
今日感じたものは、
ちゃんと私の中に残っている。
少しずつ力を抜いていこう。
今日もよく動いた。
よく笑った。
よく心を使った。
だから今夜は、
満ちたまま眠ればいい。
今日という一日に、
静かにありがとうを置いて。
そしてまた、明日の私へ。
長歌
暮れゆけば
張りつめし糸
ほどけゆき
胸の奥には
灯りあり
人のぬくもり
言の葉の
余韻やさしく
重なりて
疲れし心
満たされぬ
ことなき夜と
なりにけり
今日を抱きつつ
目を閉じて
明日の風へと
われを渡さむ
反歌
満ちたまま
今日を眠りに
預けゆく
明日の風まで
心やわらかに
— Morimura
夜深まり、心ほどける✨
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