森村早朝営業開始|星の三角形に誘われて、浪漫の小径へ✨
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午前3時52分。
ふと目が覚めた。
昨夜、眠りについたのは午前2時40分頃。
まだ1時間と少ししか眠っていない。
眠たい。
とっても眠たい。
それなのに、なぜだろう。
目覚めると同時に、窓を開けたくなった。
そして、窓を開けた瞬間。
あっ!
思わず声が出そうになった。
漆黒の夜空に、ひときわ美しく輝く星。
南160度。
まるで私が目覚めるのを
待っていたかのように、
静かに、けれど力強く瞬いている。
もしかして……。
胸の奥が、ふわりと高鳴った。
外へ出て、
少し身を乗り出すように空を見上げてみた。
すると、どうだろう。
そこには、
3つの星が描く美しい三角形が浮かんでいた。
冬の大三角かしら。
シリウス、プロキオン、ベテルギウス。
まだ確かめたわけではないけれど、
私にはそう思えてならなかった。
嬉しい。
ただ、それだけで嬉しい。
ほんの少し前まで、
眠たくて仕方がなかったはずなのに。
いつの間にか、心はすっかり目覚めていた。
星をひとつ見つければ、
もうひとつ探したくなる。
ふたつ見つければ、
その先に何があるのか知りたくなる。
そして、3つの星が結ばれた瞬間、
夜空はひとつの物語になる。
そうだ。今日は、
もうひとつの浪漫が待っている。
昨日、ある方からいただいた
一枚のリーフレット。
『馬車道浪漫』
文明開化の面影が残る、横浜・馬車道。
何度も歩いているはずの道なのに、
まだ知らない物語が、
きっとあちらこちらに眠っている。
古い建物。
歴史を刻んだ街角。
そして、時代を越えて灯り続けるガス灯。
いつもの道も、少し視線を変えるだけで、
まったく違う表情を
魅せてくれるのかもしれない。
今朝は、星から始まった小さな冒険。
天空の三角形を胸にしまい、
今度は地上の浪漫を探しに行こう。
さあ、支度をしなくては。
眠たい身体に、少しだけ気合いを入れて。
今日も私の大好きな横浜へ。
森村、早朝営業開始です。
群青の空の向こうから、
今日という新しい物語が、
静かに幕を開けようとしている。
— Morimura