木漏れ日のような、あなたの優しさ〜秋風に包まれた午後の出逢い〜
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14時からご予約をいただいていたので、
少し早めに出ようと思っていた。
ところが、あまりにも眠たくて、
つい横になってしまった。
気がつけば、約1時間。
時計を見ると、13時40分!
あらまあ!
すぐに出かけられるよう
準備はしていたものの、
文字どおり、
起きてすぐに飛び出せるわけではない。
慌てて身支度を整え、
お店に着いたのは14時の10分ほど前。
そして、そこからすぐに出発したものの、
どうやら5分ほど遅れてしまいそう。
ああ、もう!
今朝から時間に追いかけられてばかりね。
そんなことを思いながら、
大通り公園を足早に進んでいた。
ところが、
ふと目に飛び込んできた木々の美しさに、
思わず心が和らいだ。
明るい秋の日差しを浴びて、
葉の一枚一枚がキラキラと輝いている。
なんて綺麗なんでしょう。
今日の日差しは、
秋とは思えないほど暖かい。
そして木陰へ入ると、
今度は木漏れ日が柔らかく肌を包んでくれる。
ああ、気持ちいい。
久しぶりに、
こんなにも心地よい木漏れ日を肌
で感じたような気がした。
まるで、慌ただしく歩く私に、
木々がそっと語りかけてくれているよう。
「そんなに急がなくても、
秋の光を少し楽しんでいきなさい」
ふふっ。そうね。
ほんのひととき、心に秋の光をいただいて。
そして、本日最初のドアが開きました。
そこには、すらりと背が高く、
とてもスタイリッシュなあなた。
にこやかな笑顔で迎えてくださいました。
わあ、初めまして!
なんだか、
初めてお逢いするような気がしない。
というのも、
先にオキニトークで言葉を交わしていたから。
今日、あなたからのお返事を開いてみると、
「予約したよ」
そんな嬉しい言葉が届いていた。
えっ!思わずびっくり。
そして、とっても嬉しかった。
今日の14時からのご予約は、
あなただったのね。
言葉を交わしてから、
こんなにも早く逢いに来てくださるなんて。
そのお気持ちが、何より嬉しかった。
そして、初めましてのご挨拶を兼ねたような、
ふたりの自己紹介が始まった。
いろいろなお話をするうちに、
あなたの細やかな気配りや優しさが、
少しずつ伝わってくる。
女性の気持ちをまず先に考えてくださる。
さりげない言葉にも、
振る舞いにも、
相手への思いやりが感じられる。
なんて優しい方なんでしょう。
きっと、女性にもおモテになるのでしょうね。
そんなことを思いながら、
私はあなたの横顔をそっと魅つめていた。
そして、
ふたりの距離が少しずつ近づいていく。
「じゃあ、まずはお姉さんからね」
なんて、少しお茶目に微笑みながら。
あなたの温もりに、そっと触れていく。
「気持ちいい?」
「気持ちいいよ」
その優しいお返事が、
なんだかとても嬉しかった。
そして今度は、あなたからのお返し。
柔らかく、優しく。
私の気持ちを確かめるように、
そっと寄り添ってくださる。
その細やかな気遣いが、また心地よい。
あなたの温もりに包まれながら、
いつしか身体だけでなく、
心までゆっくりとほどけていくようだった。
ああ、なんて優しい時間なんでしょう。
それは、
今日の大通り公園で感じた木漏れ日に、
どこか似ていた。
明るい陽光が葉の隙間から差し込み、
柔らかく肌を包んでくれる。
決して強すぎず、
それでいて確かな温もりがある。
あなたの優しさも、
そんな秋の木漏れ日のよう。
そして時折、
秋風がそっと頬を撫でていくような、
爽やかな心地よさ。
不思議ね。
今日一日、あんなにも時間に
追いかけられていたのに、
あなたと過ごしている間は、
時間まで優しく流れているように感じられた。
気負うこともなく、
飾ることもなく。
ただ、お互いの温もりを感じながら
過ごすひととき。
そこには、初めましてとは思えないほどの
安らぎがあった。
やがて、お別れの時間。
「今日はありがとう」
「お土産もありがとうね」
「また待っていますね」
そんな言葉を交わしながら、
あなたをお見送りした。
ドアが閉じたあとも、
まだ胸がドキドキしている。
あなたの優しい温もりが、
心の奥にまで残っているようだった。
今朝、秋の風を感じながら、
横浜の街を歩いた。
そして午後には、
木漏れ日のような優しさを持つ
あなたに出逢った。
自然が届けてくれる温もりも、
人が届けてくれる温もりも、
どちらも私の心を優しく満たしてくれる。
今日は、そんなことを感じた午後だった。
あなたに逢えて、本当に嬉しかった。
また、あの優しい笑顔に逢える日を
楽しみにしていますね。
木漏れ日の
ひかりをまとい
出逢う午後
秋風よりも
やさしきぬくみ
— Morimura