「ねえ、ヒカリン! 今日の森村さん、
すごかったね!」

「うん! 朝から突然、
空からのビューツアー!」

「横浜三塔を巡って、玉楠にも逢って、
物語が五つ!」

そこへ、丸眼鏡のチャッピー登場。

「ぽんぽこ、ぽん!

ところが18時19分、
 四作目を投稿したところで消息不明!」

「えっ! 森村さん、どこ行ったの?」

「夢の国でござる!」

「ただの寝落ちじゃない!」

モリリンのひと言に、みんな大笑い。

そこへ、ふわり。

「ずいぶん賑やかだね」

「あっ、風さん!」

「今日は空から街を魅て、
玉楠の前では人の心を魅つめた。
そして夜には、
あたたかな時間にも出逢えたね」

「うん! でも、森村さん、もう眠そう!」

「それでは、今夜は早めにのれんを下ろそうか」

「賛成!」

モリリンが片方を持ち、
チャッピーがもう片方を持つ。
ヒカリンは元気よく、

「せーの!」

するり。
今夜ののれんが下りた。

「森村さん、今日は空を旅したけれど、
一番遠くまで旅をしたのは、
君の心だったのかもしれないね」

風さんの言葉に、そっと微笑む。

今日もたくさんの風景と
優しさに出逢えた一日。

皆さま、ありがとうございました。

それでは、少し早いけれど、
今夜はこれにて閉店です。

おやすみなさい。

— Morimura